具体的な処理としては、例えば、大河ドラマ「麒麟がくる」は4K撮影したものをBS4K、BS2K、地デジでそれぞれ放送しているが、4Kをダウンコンバートする地デジ放送はBS4Kと比べると色が濃い傾向にあるという。そのため、BS4Kをレファレンスにして色味が合うように地デジ放送には補正をかけるなどといった処理を行う。 そのほか、ゲームモードは「有機EL瞬速ゲームモード」に進化。ゲームモードを選択すると上記インパルスモーションモードもデフォルトでオンになり、有機ELパネルならではの動画応答性との組み合わせによって、リアルでキレのある高速移動キャラクター映像を再現するとしている。なお、1080p120Hz、 2560×1440 60Hz入力に対応し、1080p/120Hz入力時で約9.2msecの低遅延表示を実現している。 なお、以前のモデルでも「インパルスモード」を搭載していたが、そちらでは60Hz単位の黒挿入だったのに対し、今回は120Hz単位になった点が進化ポイントだ。 そして、同スピーカーを合計出力72W(フルレンジ12W×4+トゥイーター12W×2)のマルチアンプシステムで駆動。これらにより、伸びやかでクリアな高域再生とパワフルな低音再生で高音質を実現したとしている。 東芝映像ソリューションから、4K有機ELレグザの2020年モデルがついに発表された。ラインアップは、全録機能のタイムマシンを備えたハイエンドモデル「X9400」シリーズ(77V/65V/55V/48V型)と、高画質ハイエンドモデル「X8400」シリーズ(55V/48V型)の2シリーズ計6機種。発売日と市場想定価格は以下の通りだ。, 【4K有機ELレグザ2020年モデル】■X9400シリーズ77X9400(77V型、2020年秋発売、市場想定価格未定)65X9400(65V型、6月19日発売、市場想定価格47万円前後)55X9400(55V型、6月19日発売、市場想定価格30万円前後)48X9400(48V型、2020年秋発売、市場想定価格未定)■X8400シリーズ55X8400(55V型、6月19日発売、市場想定価格25万円前後)48X8400(48V型、6月19日発売、市場想定価格22万円前後), 有機ELレグザは、2020年モデルからシリーズ型番が従来の数字3桁から4桁へと大きくステップアップしているが、製品そのものも映像エンジンにサウンドシステム、本体デザインまで、さまざまな部分で大きな進化を遂げている。, なかでも2020年の東芝レグザを語る上で外せないのが映像エンジンだろう。同社は、4K有機ELレグザに先行する形で4K液晶レグザを発表し、その中で「Z740X」シリーズと「M540X」シリーズに、クラウドと連携して高画質化する映像エンジン「レグザエンジン Cloud」を打ち出してきたが、この技術が4K有機ELレグザにもついに導入される。, 映像エンジンの名称は、フラッグシップモデルのX9400シリーズが「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」、X8400シリーズが「レグザエンジン Cloud PRO」。後者は4K液晶レグザの最上位モデルとなるZ740Xシリーズで搭載されたものを有機ELパネル向けにチューンしたもの、前者は「レグザエンジン Cloud PRO」に専用の映像エンジンをさらに追加したチップ構成となる。, 4K有機ELレグザに搭載される映像エンジン。ちなみに、「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」は“ダブル”という名称だが、ベースとなっている「レグザエンジン Cloud PRO」が汎用チップと専用チップの2チップ構成で、「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」はそれに専用チップを1つ追加した構成なので、実質は3チップ構成と呼べるチップ構成となっている, いずれも、クラウド上に構築された詳細ジャンルやコンテンツごとの画質調整パラメーターと連携して放送コンテンツを高画質化する「クラウドAI高画質テクノロジー」をはじめ、ネット動画を配信サービスごとの画質特性や圧縮方式、解像度に合わせて高画質化する「ネット動画ビューティ PRO」、AI技術を駆使して地デジやBSなどの2Kコンテンツを高精細な4K映像にアップコンバートする「地デジAIビューティPRO」、搭載する色温度センサーを連動して視聴環境の明るさや照明の色の違いに合わせて最適な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャー」といった高画質化機能に対応。さらに、「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載するX9400シリーズは、2Kコンテンツだけに動作するという追加の映像エンジンによって、フレーム超解像処理や3次元ノイズリダクション処理が追加で行われるようになっており、地デジやBSなどの2Kコンテンツがさらに高画質に楽しめるという。, クラウドAI高画質テクノロジーを有機ELにもついに投入する。なお、6月25日現在で、詳細ジャンル別23種類、放送番組タイトル別113種類の計136種類のパラメーターが準備されているとのこと。基本的に映画やドラマ、アニメはそれぞれのジャンルをいくつかの種類に分けた詳細ジャンルをベースに管理しているそうだが、たとえば大河ドラマのように4K放送のHLG BT.2020ベースの番組をSDRに落として2Kの放送にのせるというような特徴的な番組については、放送番組のタイトル別にパラメーターを用意するそうだ, ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティ PRO」はPROが付いた最上位グレード, 「地デジAIビューティPRO」。X9400は専用チップの搭載により、地デジやBSなどの2Kコンテンツがさらに高画質に楽しめるという, 搭載する色温度センサーを連動して視聴環境の明るさや照明の色の違いに合わせて最適な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャー」ももちろん搭載, 元々レグザは地デジの画質に定評があるが、X9400シリーズはそこから画質をさらにブラッシュアップしてきたというわけだ。放送コンテンツを高画質化する「クラウドAI高画質テクノロジー」もそうだが、国内メーカーの中でもとりわけ放送コンテンツを重要視する東芝レグザらしい進化点と言えるだろう。, 4K有機ELレグザの2020年モデルは、有機ELパネルについても進化を遂げている。2019年モデルでも、レグザ用にチューニングを施した専用設計の有機ELパネル採用をアピールしていたが、新モデルもパネルを2020年最新仕様へとアップグレードし、独自のガンマ特性・輝度特性を施した有機ELパネルを採用している。また、65V型と55V型については、有機ELパネルとバックパネルの間に配置されているインナープレートを自社開発した専用設計の高放熱インナープレートに変更しているのもポイントだ。, 有機ELパネルは2020年の最新仕様に変更。65V型と55V型は、自社開発した専用設計の高放熱インナープレートを採用する, こういった有機ELパネルの進化により、2020年モデルでは、高コントラストのまま輝度を引き上げることに成功。このメリットを最大限に生かした機能として、映像設定に新たに「インパルスモーションモード」という機能が追加されている。, 高速で黒い映像を挿入するインパルス駆動でホールド表示による錯覚残像を低減させる機能というものはこれまでにもあったが、今回新たに導入された「インパルスモーションモード」は、倍速駆動のフレーム補完とインパルス駆動を掛け合わせた240Hz相当の映像であることと、インパルス駆動時の表示輝度を引き上げているのが最大の特徴。インパルス駆動の黒挿入による輝度低下を最小限に抑えることで、明るくクリアで滑らかな映像を実現したというわけだ。, 新たに導入された「インパルスモーションモード」。インパルス駆動時の表示輝度を引き上げることで、平均輝度の低下を最小限に抑えているという, なお、「インパルスモーションモード」は、出荷時はゲームモードのみONとなっている。これまでゲームモードでは、有機ELパネルの焼き付き対策用の保護機能が働き、一定時間操作しないと画面が暗くなる仕様だったが、有機ELパネルの世代が進んだこともあり、2020年モデルでは画面が暗くなる仕様を撤廃。前モデルのX930シリーズとの比較では、「インパルスモーションモード」ON時で約20%、OFF時では約60%も輝度がアップしたそうだ。, 有機ELパネルだからできる動画応答性能と「インパルスモーションモード」を掛け合わせたキレッキレの動き、常時明るい画面がゲームに最適ということで、2020年モデルからは「有機EL瞬速ゲームモード」として訴求していくという。1080p/120Hz入力にも対応しており、ゲームユーザーは要注目のモデルと言えそうだ。, 有機ELパネルだからできる動画応答性能と「インパルスモーションモード」を掛け合わせた「有機EL瞬速ゲームモード」, 高画質機能ばかりに注目されがちだが、4K有機ELレグザの2020年モデルはサウンドシステムも大きく刷新している。, 48V型を除くX9400シリーズは、合計出力142Wのパワーアンプで合計10基のスピーカーを駆動する「レグザパワーオーディオX-PRO」を新たに採用。新開発した大口径シルクドームツイーターを背面上方に向け配置し、画面から音が聴こえるような音像の定位と広がり感を実現したほか、セルロースナノファイバーコーティングを施したダブルフルレンジスピーカーとアルミ振動板によるハードドームツイーター、対向型パッシブラジエーターを組み合わせた新型の2ウェイスピーカーを前面に配置することで、解像感の高いクリアな音を実現したという。, また、東芝レグザの大きな特徴となっている重低音バズーカについても、セルロースナノファイバーコーティング振動板を採用したダブルウーハーと、対向型パッシブラジエーターを組み合わせた新型にリニューアル。これを65V/55V型は背面に1基、75V型は背面に2基搭載することで、迫力の重低音再生を実現するという。, なお、48V型は重低音バズーカとトップツイーターを省いた6基のスピーカーを72Wのマルチアンプで駆動するシステムを採用。フロントのみのスピーカー構成を生かし、クリアなサウンドに仕上げているそうだ。, X9400シリーズに搭載されている「レグザパワーオーディオX-PRO」。48V型を除く3モデルは、合計出力142Wのパワーアンプで合計10基のスピーカーを駆動する, 重低音バズーカを含め、スピーカーボックスはすべてリニューアル。性能が大きく向上しているという, さらにX9400シリーズは、外部スピーカー出力端子を新たに搭載したのも見逃せない。デジタルアンプ駆動で、出力は20W+20W(6Ω)。接続するスピーカーサイズに合わせたプロセットイコライジング機能や音質調整機能なども備えている。レグザの内蔵スピーカーシステムとは排他利用となるが、市販のスピーカーを用意するだけで本格的なスピーカーシステムを構築でき、リモコンひとつで内蔵スピーカーと外部スピーカーを切り換えられるというのはなかなか便利そうだ。, X9400シリーズには、外部スピーカー接続用端子も新たに搭載。リモコンひとつで内蔵スピーカーと外部スピーカーを切り換えられる, X8400シリーズのスピーカーシステムには、X9400シリーズに搭載された新型の2ウェイスピーカーを下方向に向けて搭載し、合計出力72Wのマルチアンプシステムで駆動する「レグザパワーオーディオ�]」を採用。ダブルフルレンジスピーカーとハードドームツイーターによる伸びやかでクリアな高域再生と、対向型パッシブラジエーターによるパワフルな低音再生を楽しめるという。, X8400シリーズのスピーカーシステムには、合計出力72Wのマルチアンプシステムで駆動する「レグザパワーオーディオ�]」を採用, 2020年の有機ELレグザは、高画質機能やサウンドのほかに、本体デザインも変更されている。, X9400シリーズは、前モデルX930シリーズのベゼルレスデザインの流れを踏襲しつつも、サウンドシステムが刷新されフロントスピーカーが本体下部に収められたこともあり、スタンドベースの上に有機ELパネルが乗ったようなデザインへと生まれ変わった。なお、X930シリーズ同様、有機ELパネルは垂直ではなく傾斜が設けられている。, X9400シリーズの本体デザイン。なお、77V型のみスタンドベースの厚みが異なっている, X8400シリーズも、スピーカーユニットを下向きに配置したことで、前モデルX830のセンタースタンドで有機ELパネルを支えるタイプから、2本のスタンドで有機ELパネルを支えるタイプへと変更されている。また、これまで有機ELテレビの最上位モデルにしか搭載されていなかった、テレビに話しかけるだけでさまざまな操作ができる「ハンズフリーレグザボイス」が、4K有機ELレグザ全機種に拡大されたこともあり、X830シリーズにはなかった音声取り込み用のマイクも新設されている。, X8400シリーズの本体デザインは、2本のスタンドで有機ELパネルを支えるタイプへと変更された, テレビに話しかけるだけでさまざまな操作ができる「ハンズフリーレグザボイス」は、2020年モデルから4K有機ELレグザ全機種に搭載された, チューナー数は、X9400シリーズが地デジ×9、BS・110度CS×3、BS 4K・110度CS 4K×2、X8400シリーズが地デジ・BS・110度CS×3、BS 4K・110度CS 4K×2。録画機能は、X9400シリーズがタイムシフトマシン+通常録画、X8400シリーズが通常録画のみの対応となる。HDMI入力は、X9400シリーズが7(うち1〜4はフル12bit処理対応)、X9400シリーズが4だ。, 2020年の有機ELレグザは“レグザはすべてが新しい”と銘打っただけあり、映像エンジン、有機ELパネル、サウンドシステム、デザインとさまざまな部分で大きな進化を遂げていた。画面サイズも77V型と48V型が新たに加わり、大きなリビングルームからコンパクトな寝室までカバーできるようになったのもポイント。特に48V型は、大きすぎないゲームにも使える有機ELテレビとして注目されそうだ。, PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。, ※情報の取り扱いには十分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。

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